2026年1月29日
初訪問。上質さと手作り感が混在する店だった
オープンから約3週間後、撮影を兼ねて伺った。薄ピンクのカウンターが目に入る明るい内装で、姉妹店のsnack RACHELより広く感じた。店内はかなり綺麗な状態で、新店らしい清潔感がある。
ただ、上質さだけで整ったお店という印象ではなかった。ママが開店前に椅子を運んでいたこと、トイレの鏡まわりをご自身で塗装したと聞いたこと——その話を聞いてから、この店の雰囲気の正体が少し分かった気がした。銀座で長年働いてきた背景からくる上質さと、手を動かして作り上げたものが混在しているのが、ルシエルの持ち味だと思う。
この日は撮影があるとあってカウンターがほぼ埋まる状態だった。常連さんたちが手料理を持ち込んでいて、焼きそば、チキンライス、燻製料理とかなり凝った内容だった。ママが「うちにはシェフがいる」と笑いながら言っていたのが記憶に残っている。常連さん同士は名前で呼び合い、撮れ高を作ろうと場を盛り上げてくれていた。開店からまだ日が浅い状況でこれだけの空気があるのは、人が集まりやすい場所だからだと感じた。
スタッフのまなさんは屋久島出身で、常連さんたちにかなりいじられていた。愛されているのが伝わってきて、ママとおそろいの髪飾りをしていたのも印象に残った。ママはディズニーの歌が好きで歌が上手く、まなさんも同様。カラオケがある空間で2人が歌うと、場が自然に引き立つ。
初めて行く方へ伝えておくと、ビルにエレベーターはなく3階まで階段で上がる必要があるが、段数はそれほど大変ではない。町田駅からは近いが、ビル自体は少し奥まった場所にある。Google Mapで確認してから向かうと安心だと思う。

